Classici giapponesi con furigana
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しんらん
親鸞
吉川 英治
Leggi 親鸞 (しんらん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 566.138 caratteri · 1127 schermate
四
その民たちが、望むところを、助成してやるのが、僧徒の使命だ」
「じゃあ、僧徒は革命家か。……飛んでもないことをいう」
「そんな、大それたことを、いうのじゃない」
「でも、朱王房のいうことは、そういう結論になる」
「俺は、悪政の下に、虐げられている民へ、諦めの哲学や、因果などを説法して、司権者の代弁人ばかりしているのが、僧徒のつとめではないということだけをいうのだ」
「じゃ、僧徒は、何をすべきか――。それを聞かせてもらおうじゃないか」
「することは、沢山ある。――だが第一に、なさねばならぬことは、まず、僧徒自身の粛正だろう。叡山自体が、腐敗していては何もできない。――実社会にとって用のない、穀つぶしの集まりだ、堂塔が鴉の巣にならないように、番人をしているだけの者に過ぎない」
「生意気をいうなっ」と、学僧の一人が、法衣をたくしあげて、朱王房の横顔を、拳で撲った。
四
「あっ」打たれた頬を抑えながら、
「生意気とはなんだ」朱王房も、拳をかためて、立ち上がった。
あわや、組み打ちになろうとする双方の血相なので、
「まあ、待てっ」
「議論のことは、議論でやれ」学僧たちは、引きわけて、