Classici giapponesi con furigana
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しんらん
親鸞
吉川 英治
Leggi 親鸞 (しんらん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 566.138 caratteri · 1127 schermate
三
四海の唱導師
一元の能説
とか称めたたえて、ひどく偉い者あつかいにしているが、いったい、どんなことをいうのか一つ聴いてやろう」と、悪くすれば揶揄するつもりで、法印の立ち寄る寺へぞろぞろと腕ぐみして集まってきた。
聖覚法印は、吉水と叡山との小さい事件や、感情には触れないで、ただ熱心に、道の真諦を説くだけだった。
「――どなたも、すでにご存じのあるように、生死の惑いをのがれ、仏道の安心立命に至る道に、二つの道があります。その一つの方法を聖道門といい、その一つの方法を浄土門というのでありますが、目的とするところは、いずれも、この娑婆世界にあって、行を立て、功を積みて、今生の証をとろうと励むことにあるのは、二道、方法のちがいはあっても、目ざす所に変りはないのでございます」噛んでふくめるように、法印聖覚の話はやさしいのである。
「そこで、浄土門というのは、どういう方法に依って、往生を願うかというと、それにも二すじの道が分れていて、一は諸行往生といい、二には念仏往生といっています。諸行往生というのは、あるいは父母につかえ、あるいは師や主につかえ、菩薩の行をとって凡身の浄化を念じるものであり、また、念仏往生と申すのは、行は、依って興るものゆえ、第二義といたして、なによりはただ、念仏をとなえよ、一にも二にも念仏をもって、仏の