Japanische Klassiker mit Furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Lesen Sie チベット旅行記 (チベットりょこうき) von 河口 慧海 (かわぐちえかい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 531.520 Zeichen · 1042 Bildschirme
その全体の長さは二丈五尺程ある。それを強壮な壮士坊主がようやくの事で持って行くような訳で、肩に掛けてさえ二人でようやく持って歩く位のものですからなかなか重い。もちろんその柄は銀あるいは金鍍金などで飾り付けてあります。なかなか立派なものです。
そういう飾りの付いた鎗が両側に五十本宛、それからその後に長三角形に拵えた高さ六尺位になって居る板にバタでいろいろ模様を置いたものを持って参ります。その次にやはり長三角形で四尺位の高さになって居る麦焦しと、バタと蜜などで捏ねてこしらえた赤い煉物を持って行く。それらはみな七、八人が手にさげて行くので、その後にチベットでは最もうるわしい法衣を着けその上に絹の袈裟を着て居る僧侶、それらはみないずれも高価なものでチベット人の目を驚かすに足るものです。そういう僧侶が二百人ばかりも参り、その中の半分は太鼓、半分は鐃鉢を持って居ります。その後ろにこの秘密法を行うところの主任者である大ラマが最も立派なる装束を着け、そうして自分の僧官に相当した僧帽を戴きしずしずと歩んで行く。またその後ろには弟子達が沢山に扈いて行きますのでチベットでは非常な観物です。