Japanische Klassiker mit Furigana
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しんらん
親鸞
吉川 英治
Lesen Sie 親鸞 (しんらん) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 566.138 Zeichen · 1127 Bildschirme
けれど、それも上人の気持とあればぜひがない、順々に、門弟たちは署名して行った。
そして、三日のあいだに、百九十名がそれに書かれたのである。岡崎の草庵から駈けつけた善信も、もちろん、そのうちに連判していた。
それが叡山に届けられ、大講堂で今日読み上げられたのである。
山門の大衆は(われ勝てり)と凱歌をあげ、
「ざまを見ろ」と、降伏者を見下すように、誇りきった。
三
激昂していた大衆は、すっかり溜飲を下げて、
「頭を下げ、手をついて、降伏した者を、この上、踏みにじってもしかたがあるまい」と、「念仏停止」の奏請運動は、せっかく、山王権現の神輿まで磨いたところであったが、
(沙汰止み――)ということになってしまった。
その後、安居院の法印聖覚が、個人として、山へのぼってきて、
「一山の人に話したい」と、熱心に、遊説して廻った。
要するに、こういう紛争が起るのも、仏教に対する解釈のまちがいである、認識不足が因である。――という法印の考えから、
(聖道門と、浄土門)という演題を引っさげて、仏徒に対して、仏教の初学にひとしいことを、教育しに登ったのである。山の者は、
「あいつも、今では、吉水の高足とかなんとかいわれ、世間は彼のことを、